倍率が高いのは知ってるけど、公立中高一貫校の受検を考えています。
もし不合格のときは地元の公立中学に進学だけど、私立中学行く気がなくても適性検査型の私立中学はやっぱり受けといたほうがいいの?
公立中高一貫校1校のみって、良くないのかしら?
こんにちは、みほです。
中学受験で公立中高一貫校を目指している方のうち、もし受からなかったとしても、
『私立中学は選択肢にはない』って人は、けっこう多いかもしれません。
そもそも公立中高一貫校を希望するのは、私立中学の高額な学費はムズカシイけれど、地元の公立中学よりも良さそうな教育が受けられるから、、っていう理由からですよね…。(^o^)
『倍率がめちゃくちゃ高いけど頑張ってみよう。でも合格できなかったら、地元の公立中学に行こうね。』って子どもと話し合って。
うちがそうでした。(^-^)
そして地元の公立中学にはどうしても行かせたくない場合を除いて、『公立中高一貫校がダメだったら私立中学ね』となるご家庭は多くはなさそうです。
私立中学が適性検査型入試を実施していても、どこでもいいわけでなく、どの私立中学にしようか考えなければならないし、受かっても行かないのにムダじゃないのかな・・って。
このように私立中学を併願で受験するのって本当はムダでしょう…と思っている、公立中高一貫校のみ1校の受検を考えてるママパパさんに、ぜひ読んでいただきたい記事になっています。
うちの子が受検した当時は、
『私立中学の適性検査型入試』が普及する前でしたので、併願できる私立中学もなく公立中高一貫校のみの受検でした。
今は、いろいろな方法もあるので、
公立中高一貫校のみ1校の受検よりも、子どもへの影響を考えた時に私立中学併願をするメリットについてお話しします。
よかったら最後までお付き合いください。<(_ _)>
私立中学併願は、公立中高一貫校受検の予行練習。
皆さんご存じのとおり、公立中高一貫校は1校しか受検できません。毎年2月3日です。
私立中学受験では、【本命校】【安全校】など複数の中学を受験して、全落ちを回避できるのに…。
4倍から7倍という高倍率である公立中高一貫校の受検は、1年も2年も勉強をして、たった1日、1校のためというリスクの高さも有してるんです。😞
その1日にせめて実力が全部出せるように、適性検査型の私立中学を2月3日以前に予行練習として受験するケースが多くなっていますね。
試験本番の緊張とプレッシャーは大人でも実感すると思いますが、小さな子どもにも相当なことです。いきなりではなく1回練習をしてみると、受検日当日の子どもの緊張が減るかもしれません。
緊張が減ってふだん通りの子どもの実力が出せた方が、解答の正解率が上がることは言うまでもありませんよね。これが私立中学併願をする1つめのメリットです。
受検日当日の子どもの緊張を減らすために、
予行練習で私立中学を受けることを、ぜひ前向きに取り入れてみてください。
おすすめな方法です!
首都圏の場合は、東京で2月1日に適性検査型を実施している私立中学が多数ありますし、埼玉では1月に実施している私立中学もあります。
たった1校のために、もう1校で予行練習をですね。(^^ゞ
私立中学併願で、子どもに合格体験=成功体験を。
公立中高一貫校受検の予行練習以外の、私立中学併願の2つめのメリットをお話しします。
公立中高一貫校の受検日に、たった1日、生まれて初めての緊張する試験に挑む小学生の子たち。
あんなにがんばったのに、もし不合格になってしまったら、、(涙)
たった1回の受検の不合格で『だめな自分』というレッテルを張られたようなショックを受けるかもしれません。
まだまだ小さいので上手く気持ちの切りかえなんて、できる子のほうが少ないでしょう。
傷つく我が子を見るのはツライです。😢😢
泣いたり…脱力したり…、そんな我が子を目の当たりにすることになったら。。(-_-;)
そのような不合格のショックが、私立中学を併願することによって軽減される可能性があるんです。
なぜなら適性検査型の私立中学の併願校受検で、たぶん多くのお子さんは『合格』を手に入れます。
合格体験=成功体験を手に入れることは、子どもの自己肯定感を維持することにつながります。
『倍率が高かった公立中高一貫校は残念だったけど、一生懸命勉強したから適性検査型の私立中学に合格した。』という成功体験が、
子どものメンタルには良さそうです…。それに、その子の将来にも。(‘◇’)ゞ
きっと親御さんも、
うちの子合格はひとつ、したんだから。。
と思えると、気持ち的にちがうかもしれませんよね。
特待生になると私立中学の選択肢が出てくるかも。
受検の時の子どもへの効果ではありませんが、私立中学併願によって得られるお得な情報を補足いたします。3つめのメリットです。
まず公立中高一貫校のみ受検を考えている方で私立中学に行く気がないという理由には、金銭面の不安を多少なりとも感じているからだと思います。
うちの場合も子どもが2人なので、金銭面の不安から私立中学は考えられませんでした。
ただ優秀な子の場合、金銭面の優遇措置が充実しているのである意味チャンスなんです!
✅適性検査型入試の私立中学の結果次第で、真剣に考える。
✅とりあえず『合格』を手に入れながら、特待生も狙ってみる。
こんなふうに選択肢を広げてみてもいいかもしれません。
地元の公立中学に進学しても塾代って結構かかるので(ホント!)金銭面に関してならば、特待生制度を調べてみてもいいかもです。(^^ゞ
まとめ。
私立中学併願で得られる3つのメリット。
1、公立中高一貫校受検の予行練習ができる。
2、子どもに合格体験=成功体験を与えられる。
3、特待生になると、私立中学の選択肢が出てくる。
うちの子が公立中高一貫校を受検した当時は、
私立中学の適性検査型入試が普及する前でしたので、公立中高一貫校のみ1校の受検はあたりまえでした。
今より選択肢もなく、けっこうリスキーだったな・・と思って。(>_<)
もし今、うちの子の時とおなじように、公立中高一貫校のみの受検を考えてる方がいらっしゃるのでしたら、
予行練習のためや成功体験を得るために、私立中学併願をおすすめしたいと考えてお話ししました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
小学生向け新聞【読売KODOMO新聞】
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