こんにちは、みほです。私には公立中高一貫校に6年間通った子と、地元中学から大学付属高校に進学した子がいます。
公立中高一貫校に向いてるタイプってあるの?
うちの子が、向いてるかどうか知りたいんです。
はい。(^^ゞ
公立中高一貫校に向いているタイプってやっぱりあると思います。
みなさんは【公立中高一貫校向きな子】【私立向きな子】なんて、たまに耳にしたことはありませんか?
私のママ友のお子さんが、小学校の先生に『都立中を受けてみない?』って勧められて、実際に受検したらやっぱり合格したんですよね~。
『先生はその子が公立中高一貫校受検に向いていると思ったから勧めた?』
『公立中高一貫校受検に向いているってことは合格しやすい?』
やっぱり公立中高一貫校向きな子なら、合格しやすい子ってことですよね。
そこで、うちの子や、そのママ友の子、そして公立中高一貫校にいた同級生たちというリアルな現場から【公立中高一貫校に向いている子】を考えてみました!
公立中高一貫校に向いている子とは?
リーダーになる素質のある子。
公立中高一貫校の入学試験は教科の試験ではなく、『適性検査』といって総合的な問題を解かせる試験ですよね。その適性検査で、公立中高一貫校に向いている子かを判断して入学させています。
まずは、うちの子が通った都立中学(公立中高一貫校)がどのような目的で、東京都がつくったか?
【どんな子】が求められているのかを考えてみたいと思います。
東京都教育委員会のホームページに、
【都立中高一貫校とは、どのような目的のある学校】か、わかる文章がありました。
都立中高一貫教育校とは
6年間の一貫教育の中で、社会の様々な場面、分野において人々の信頼を得て、将来のリーダーとなり得る人材を育成することを目的とする学校です。
東京都教育委員会 都立中高一貫教育校(中等教育学校及び併設型中高一貫教育校)とは
6年後将来は、
・AI 時代
・グローバル時代
このような時代のさまざまな分野で、リーダーとなる人材をつくるための勉強・授業を目的とする学校というわけです。
ってことは、求めているのは、
【リーダーになる素質のある子‼】
具体的には・・?
✅リーダーになるには、人とかかわる必要があるため協調性が必要。
✅リーダーになるには、頭脳明晰も必要。
将来の難関大学進学が好ましい。
⇩
むずかしい授業についてこれる素直な性格が必要。
✅リーダーになるには、仲間と困難に立ちむかえて問題点を分析し、自分の考えを論理的に表現する、問題解決能力が必要。
ということで、
公立中高一貫校に向いている子は、リーダーになる素質のある子、すなわち次のような素質がある子と言えるでしょう。
・協調性
・素直な性格
・問題解決能力
『適性検査』でこれらの素質があるか適性を判断して、入学させているんですね。(^.^)
仲間と話しあい協力し、物事をすすめられる子。
公立中高一貫校にいたうちの子の同級生たちは、次のようなタイプが多かったです。
・文化祭はみんなが協力しあって遅くまで準備をする。(さぼる子は少なめ)
・音楽祭も一丸となって優勝をめざす。
・体育祭は優勝めざしてやる気がすごい。
・まわりの人と話し合いができる。
・きちんと発言できる子が多かった。
・もちろん、うちの子も話せるタイプ。
いわゆる『コミ障』っぽい、一人のペースで動く子は少なかったですね。
仲間と話しあいができる子、協力して物事をすすめられる子が、公立中高一貫校に向いてる子なんだと思います。
まじめで、素直な子。
・同級生の子たちが、勉強やスポーツに努力する態度。
・進度の速い授業についていく子は、やはり旧帝大・医学部医学科・早慶に。
・当時、うちの子が言っていたのは、『みんな、いい子』
こんなふうに、むずかしい授業についていくために『適性検査』で適性をみて入学させたからこそ、同級生の子たちは、まじめで素直で、がんばれる素質の子だったんですね。
参考記事・都立中高一貫に合格する子がやってよかった塾以外の対策5つ
通信簿「あゆみ」の成績が良い子。
公立中高一貫校の入学試験は『適性検査』と、小学校の通信簿の成績(報告書)の合計点で合否が決まります。
中学にもよりますが、だいたい全体の20~30%が報告書の割合。
ですから通信簿『あゆみ』の成績がいい子は、点数が上がるので合格に近くなるってこと!公立中高一貫校に向いてる子に間違いないでしょう。(^<^)
通信簿『あゆみ』の成績が悪いと、『適性検査』で点数を多く取らなければならないため、合格しにくくなっちゃいますね。。
参考記事・都立中高一貫校に受かる子の特徴と、受かるための方法
好奇心旺盛な子。
好奇心旺盛でいろいろなことに興味があれば、『経験』が増えます。
そんな子は、「やってみたい」「どうしてなんだろう」と、疑問もでてきて考えることも増えますよね。
『適性検査』の問題は、
✔思考力を使ったり、
✔自分の経験から答えを導き出す問題が多いので、
好奇心旺盛な子は、公立中高一貫校に向いていると言えそうです。
うちの子の性格がそうなんです。
好奇心旺盛で何でもやりたいし、どんどん思考力もつくし…そんなところが公立中高一貫校に向いていたのかもしれません。
参考記事・都立中高一貫校に受かる子はどんな子? うちの子はコレが良かった?
公立中高一貫校に向いていない子とは?
ちなみに、【公立中高一貫校に向いていない子】っていうのはある?
はい。あると思います。。
考えてみたら、次のようなタイプが【公立中高一貫校に向いていない子】かもしれません。
①勉強はできるが、仲間とのコミュニュケーションが苦手。リーダー育成のための協調性が低いため向いてない。
②小学校の成績が悪い・欠席が極端に多い。リーダー育成のための、将来の難関大学進学の可能性が低いため向いてない。
うちの子のまわりでも、
小学校時代『頭がいい』と子どもから聞いてた子が、2人不合格になっています。
・ひとりは、仲良く打ち解けて話すことが苦手なタイプで、変わってる?と言われていた子。
・もうひとりは、すこし不真面目なタイプ。やんちゃ要素もあり『頭がいい』のに地元中学でのびず、高校中退してしまいました。
あら。。そうなの (-_-;)
こういう子が不合格になってるってことは、
勉強ができても、作文や問題の答えによって不合格になる適性検査ってスゴイ・・
公立中高一貫校に適性がないことが、わかったのかもしれません・・
あわせて読みたい記事はこちら。
参考記事・都立中学の受験で受かるには、いつから、どんな準備はじめる?
まとめ。
うちの子や、リアルに公立中高一貫校にいた同級生たちを思いだして、どんな子が公立中高一貫校に向いているのか考えた結果、次のようになりました。
【公立中高一貫校に向いている子】とは?
・リーダーになる素質のある子。
・仲間と話しあい協力し、物事をすすめられる子。
・まじめで、素直な子
・通信簿「あゆみ」の成績が良い子
・好奇心旺盛な子
具体的に、リーダーになる素質のある子とは、
・協調性がある
・素直な性格
・問題解決能力がある
このように【公立中高一貫校に向いている子】、すなわち【公立中高一貫校に合格しやすい子】について解説しました。参考になったでしょうか?
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
うちも利用した模試で有名な早稲田進学会が出している、こういうのも適性検査に慣れるのに良さそうですよ。
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