こんにちは。うちの子のことで困っているんです。
中学受験を考えてますが、幼稚な子で何度言っても忘れちゃうし中学受験に向いてないかも・・って気がしてきて。。
中学受験に向いてる子、向いてない子ってあるんですか??
こんにちは、みほです。
私には中学受験した子と、中学受験をやめて高校受験した子がいます。
実は読者さんと同じような悩みがありました。中学受験をやめた子は、中学受験は向かないかもしれないな…と感じていたんですが、やめた後、その子は高校受験で勉強に対する意欲もでて第一志望に合格できたんです。
そのような実体験もあったので【中学受験に向いてる子、向いてない子】についてお話ししていきますね。
中学受験は親が子どもをリードする『親の受験』とも言われてて、子どもと共に受験に大きくかかわらなければなりませんし、思い通りにいかないこともあるかもしれません。
でも親子関係がうまくいかなくなったり、勉強に嫌悪感が出てしまったり体に異変が出てきたなどの悪影響もたまに起こってしまいます。
そういうときは、もしかしたらお子さんは中学受験に向いてない子だったのかもしれません。
『中学受験に向いてる子』と『中学受験に向いてない子』の特徴を前もって知っていれば、
・自分の子は向いているから中学受験にしよう。
・向いてないけど、親やまわりのサポートを手厚くかかわり、叱らないようにするなど、子どもの気持ちを大事にしながら中学受験しよう。
・向いてないから、成長をまって高校受験にしよう。
こんなふうに子どもの適性を見極めて、対応を柔軟にかえることができるんです!
中学受験に向いてる子の特徴。
中学受験を考えた時に自分の子が中学受験に適性があるか見極めることは、子どものことをよく考えることになるので、とてもいいことだと思います。
まだ成長過程なので、この先どうなるか不明瞭な部分もありますが、
小3、4年生あたりで子どもの様子から一度考えてみるのも、過酷な中学受験をのりこえるための得策かもしれません。(^^ゞ
では中学受験に向いてる子の特徴をまとめます。
1 早熟な子
2 自己管理能力がある子
3 体が丈夫な子
4 親の言うことをきく素直な子
5 勉強が好きな子、小学校の勉強が簡単に理解できる子
早熟な子。
同年代の中でもしっかりしているタイプ、大人と会話するのが好きなタイプ、一回言ったらできるタイプなどです。女子には多いタイプですね。
反対に幼さがある子では、中学受験の問題の読解に成長が追いつかないかもしれません。一般的に言われているように、早熟な成長の早いタイプのお子さんのほうが向いているのは本当と思いますよ。
自己管理能力がある子。
自分の身のまわりのことは、自分でやれるタイプ。親に何度も言われることなく、用意、整理、宿題、生活をこなせるタイプです。先を読んで行動するチカラも必要ですよね。
中学受験のむずかしい問題を自分ひとりで解くときに、どう進めるかなどの【先を読むチカラ】が必要になってきますから、
ふだんから身のまわりを自分で管理できる子が、テストをすすめる能力も高いはずです。
体が丈夫な子。
塾通いは週4日、5日になることも。夜遅くまで、帰宅時間は9時すぎになりますよね。
帰宅後に復習や宿題をしていたら、睡眠時間が減ることもありそうです。
毎日の長時間の勉強や受験直前期のハードな生活は、体が丈夫な子のほうが絶対的に有利でしょう。
親の言うことをきく素直な子。
中学受験は親の受験とも言われるほど、親のサポートは欠かせません。
家族で協力して長丁場の受験期間をのりこえるとき、リードするのは親。まだ9歳~12歳はすべて自分ひとりではできませんから。
勉強の理解度のチェックや苦手科目の対策、塾の対応など、本人だけにまかせられない部分もありますよね。
大人の目でサポートする必要があるので、自己主張のこだわりの強いタイプより、素直に親の言うことがきけるタイプのほうがスムーズに進むと思います。
勉強が好きな子、小学校の勉強が簡単に理解できる子。
公立小学校の基礎的な問題はすぐ理解できて勉強が好きなタイプは、中学受験で必要なむずかしい勉強でも、理解したい気持ちが強いから成績が上がっていくことでしょう。
・勉強することが好き
・あたらしい知識を得ることが好きな子は、
中学受験に向いてる子に、一番必要な要素かもしれません。(^^ゞ
中学受験に向いてない子の特徴。
一方、中学受験に向いてない子の特徴もまとめます。
1 早熟ではない、成長の遅めな子
2 体が弱い子
3 自己主張が強い、こだわりのある子
早熟ではない、成長の遅めな子。
9歳~15歳の子どもは成長過程の真っただ中です。
まだまだ何が得意か好きなのか、コロコロ変わっていく段階だと思いますし、成長の個人差が大きい時期なんですよね。
全然しっかりしてなくて幼稚なタイプ、たよりないし手がかかるタイプ、忘れ物が多いタイプなんかはあまり向いてないかもしれません。
遅咲きタイプだったり、早生まれの子も当てはまるかもしれません。
小学生のころは幼さが目立って中学受験はこなせない子でも、中学生になったらしっかりしてくることも多いので、こんな遅咲きタイプは高校受験に向いていますね。
体が弱い子。
遅い時間までの塾通いと、毎日の長時間の勉強や受験直前期のハードな生活は、体力勝負の部分もあります。
お子さんによっては風邪をひきやすく熱をだしやすい子もいますから、そんなタイプの子はちょっと心配。
大きくなると体もつよくなる可能性が高いので、体の弱い子は中学受験よりも高校受験のほうが向いてるかもしれません。
自己主張が強い、こだわりのある子。
親子でおなじ方向を向いて合格を勝ち取るため親のかかわりは大きくなりますが、自分のやりたいことが決まりすぎてるタイプは、親の言うことを聞いてくれません。
また、親のサポートに反抗や文句の多い子だと、素直に親の意見を聞いてくれなくて中学受験がスムーズにいかない可能性もあるため、
自己主張が強い子、こだわりのある子、素直ではない子は中学受験向きではないと言われています。親のサポートがあまり必要ない高校受験のほうが、自分の思う通りにできて向いてるかもしれませんね。(^^;
【実体験】受験を経験したうちの子の特徴。
中学受験した子➡都立中高一貫校に合格。
1、同年代の中でもしっかりしていて大人と会話するのが好き、一回言ったらできるカンの良い子。まさに早熟なタイプの子。
2、自己管理能力もあって、親の私がこまかく口を出さなくてもできるタイプ。
3、体が丈夫な子。風邪はめったにひきませんでした。
4、親や先生の言うことを聞く素直な子。
5、小学校の勉強より、もっとむずかしい勉強がしたいと言うような子。
うちの中学受験した子は、
『中学受験に向いてる子』に、とても当てはまるタイプでした!
都立受検でしたが、
私立中学受験でもやりぬくことができたと思います。
こんなに『中学受験に向いてる子』のタイプだったんだと、改めて知りました。(”Д”)
関連記事・都立中高一貫校に受かる子はどんな子? うちの子はコレが良かった?
中学受験をやめて高校受験した子。
小5から都立受検の塾に1年通塾した頃、本人に受検するか地元中学にいくか最終確認したら『友だちといっしょに地元中学に進学したい』と言った子が、3歳下の子です。
1、早熟ではなかった。早生まれで同年代よりも何でも遅く、成長は遅いタイプの子。一回言ってできる子じゃなかった。
2、自己管理能力はまあまあ。自分でやりますが、ぬけてる部分のあるタイプ。忘れた・・がたまにありました。
3、体は弱い、すぐ熱がでる子。
4、親の言うことはよくきく素直な子。上の子にくらべると素直すぎて、自分で考えることができるようになるのは遅かったですね・・。
5、小学校の友だち関係はとても良好。いろいろなタイプと付き合える子でスポーツの仲間もいました。
6、小学校の勉強は簡単に理解できる子でしたが、勉強は好きではなかったようです。最近、子どもから聞いたら、一番になりたいから早く九九も覚えたとのこと。中学では成績の順位でがんばるような負けず嫌いな性格でした。
うちの高校受験した子のほうは『中学受験に向いてない子』でしょうね・・
早生まれで遅めの成長は感じていて、しっかりタイプではなかったですし。
でも中学生になるとしっかりしてきて学級委員をしたり、先生には優等生の印象を与えていましたし内申点も取れました。
やっぱり成長は個人差大きいんですね・・
子どもの成長に合った受験をすると、より成功する可能性がでるってことかもね。
適性を見極めるのも、スムーズに受験をするのに役立ちそうね。
参考記事・公立中学行かせたくない?高校受験を成功させるコツを解説
高校受験で早慶付属高校に合格したので、関連記事はこちら。
参考記事・早慶付属高校の中でおすすめはどこ?受かりやすい方法も解説
うちの中学受験に向いてない子が、大学生のときに公認会計士試験に合格した話はこちらです。
関連記事・就活に自信のない大学生が、公認会計士試験に合格できた話
中学受験に向いてない子が、中学受験をする場合。
中学受験に向いてる子の特徴に当てはまらなければ、中学受験しないほうがいいというわけでは決してありません。
中学受験に向いてなさそうだから、やめる?って話ではなく、
幼い性格の子より早熟でしっかりタイプのほうが、受験勉強を理解するスピードも速そうだからスムーズにすすむので、より向いてるってことです。(‘ω’)ノ
我が子が向いてなさそうとわかれば勉強速度は遅いのは仕方ない。でも親が指示した通りに素直に勉強するから、むしろやりやすい・・ってなるかもしれません。
早生まれの子なら親がぴったり一緒に勉強してあげたらどんどん吸収して、あと伸びするかもしれませんよ。
ただ、長丁場の受験期間にうまくいかなくなる場合を想定して、中学受験に向いてる子よりは注意深く親がリードすることが大事でしょう。
向いてない子の場合は、その子のペースに合ったやり方を親が工夫する、手間がかかると納得して始めることをおすすめします。(^^ゞ
できれば中学受験を、おすすめする場合。
中学受験に向いてる子の特徴に当てはまらなくても、できれば中学受験で私立中学に進学したほうがいいかもしれない場合をお話しします。
✅小学校の友だち関係がうまくいってない子は、公立の地元中学の環境は、もしかしたら状態を悪化させる可能性があります。
私立中学はたくさんありますので積極的に学校公開日に参加し、偏差値優先ではなく、お子さんに合った校風や雰囲気の私立中学に通わせるほうが、中学以降スムーズに学校生活を送れると考えます。
✅また、地元中学の環境がとても悪く通わせられないと親が判断するならば、私立中学の恵まれた環境を子どもに与えるために中学受験するほうがいい場合もあります。
中学受験したほうがいいか、しないほうがいいのかは、向いている適性で判断する場合もありますが、
お子さんの状態や環境、家庭の考えなどによって判断することが一番だと思います。
まとめ。
この記事では『中学受験に向いてる子』と『中学受験に向いてない子』の特徴をまとめました。
実体験からうちの子の特徴も紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
中学受験に向いてる子の特徴に当てはまらなければ、中学受験しないほうがいいというわけではないんです。お子さんの状態や環境を考慮したほうがいい場合もありますから。
でも中学受験に向いてる子、向いてない子の特徴を前もって理解しておくと、親子ですすめる中学受験への対応をより柔軟にできそうですよね。(^^ゞ
Z会 小学生向け講座最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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