こんにちは、2021年に大学在学中に公認会計士試験に合格したKAZUです。ブログ管理人の息子です。
現在は監査法人に入所したばかりの1年目。まだ論文式試験の記憶も残っていて、ドキドキしたことやツラかった勉強期間を思いだすことがあります。
今でもたまに試験の夢を見ます・・。(・・;)
焦って勉強しなきゃ…っていう夢。
そこで今回は、自分が勉強してわかった、
・『公認会計士試験はどのくらい難しいのか?』
・『公認会計士試験に向いてる人、向いてない人ってある?』
このような内容で話していこうと思います!
公認会計士をめざそうか迷ってる人にも、もうすでに予備校で勉強している人にも、合格したばかりの僕のリアルな経験がきっと参考になると思うので、お時間あったらぜひ最後まで読んでみてくださいね。
公認会計士試験はどのくらい難しいの?
日本の『3大国家資格』と言われる公認会計士の資格。その難易度を、合格率と勉強内容にわけてそれぞれ考えてみました。一般的に言われている難易度でもありますが僕の感想でもあります。
合格率からみる難易度。
合格率については、短答式試験では願書提出者のうち10%前後と言われています。ただ欠席者を除いて計算するともう少し高くなって、しかも1年に2回短答試験はあるので年間では20%強の合格率になりそうです。
でも10人中7~8人くらいは不合格なので、やっぱり難易度が高めっていうのは事実。(+_+)
記述式じゃなくマーク選択だけど意外とこれがムズイ。。勉強したのに全くわからない問題が出ることもあって、、そんな時はあらかじめ『選ぶ番号』を決めといたり、出題問題の難易度もいろいろなので、できたと思っても皆んなできてるってこともあるし。と、まぁ・・もう一度短答を受験しても受かる気はしないです。
また論文式試験では論文試験受験者のうち35~40%が合格します。でも受験者は短答試験合格者なので、相当勉強してきてる人達ばかりのうちの35~40%なわけで、楽勝な試験ではないことはまちがいないってことで。。
詳しくは合格率を公表している金融庁の資料がこちら。
↓
金融庁の公認会計士・監査審査会の合格者調べ
もうちょっと合格率が高ければ、何年もかからないのに…とは思いましたね。
とにかく受験生はみんなスゴク勉強しているので、『僕なんかずっと合格しないんじゃないか』って思ってしまうような難しさはありました。
勉強内容からみる難易度。
次に、勉強内容からの難易度ですが、
✔勉強量の多さ
✔勉強する範囲の広さ
✔試験科目の多さ
などから、相当な勉強時間が必要となるために難易度が高くなっています。
合格するまでの勉強時間は平均で3,500~ 4,000時間なんて言われているけど、実際のところ多くの受験生はもっとたくさん勉強してるんじゃないかな・・。(-“-)
僕も合格まで4年かかったから1日7時間勉強したとしても、気が遠くなるけど・・5,000時間とか6,000時間は余裕で勉強に費やしてるかもしれません。。
勉強しないとならない範囲が広いことと、暗記が多いから忘れる前提で何度も繰り返すことが必要になるので、必然的に勉強時間が多くなるってことなんです。(;’∀’)
勉強しないとならない量が圧倒的に多いという勉強内容が、難易度を高めているんですよ。
とにかくテキストがスゴイ量‼
専門的な内容でムズかしく、それを理解して暗記しなければならないから短時間じゃ終わらないんです。。
公認会計士試験は難しいと、ちょっとググったら出てきますが、【合格率の低さ】と【勉強量の多さ】という2つの面から、合格するのに年単位で勉強し続けることが必要な難関資格になってしまってるんだと思います。
公認会計士試験に向いてるタイプ。
そんな難関な資格である公認会計士の試験ってどんな内容なのか?は、予備校で勉強していけばわかりますので、
ここでは、その試験に【合格しやすい・向いてるタイプ】について(勉強中に実感しました・・)解説しようと思います!
東大レベルを難なく合格するような頭脳の持ち主なら、公認会計士試験も最短1年半~2年とかでスンナリ合格する確率がやっぱり高いと思います。勉強しても覚える能力がメチャクチャ速かったり、勉強や試験が得意な人っていますからね。(・.・;)
そんなスゴイ脳力の持ち主以外ということで・・。僕の勉強経験から次の5つのタイプが、公認会計士試験には向いていると思っています。
暗記科目または、暗記が得意な人。
『社会』が得意だったとか、暗記が得意な人ですね!膨大な量の暗記があるので、ゼッタイに得意なほうが向いてるでしょう。
物事をコツコツと計画的に続けられる人。
膨大な勉強量なので気分に左右されないで毎日コツコツ続けられれば、理解も深まりたくさん暗記できるからですね。夏休みの宿題をさいごに残してやるようなタイプはちょっと向かなそう。
毎日来る日も来る日も勉強しないと、合格しない資格だと思うので!
本を読むことが好きな人。
テキストも活字で文章だから、本を読むのと同じなんですよね。本が好きな人のほうが膨大なテキストの活字に苦痛が少ないだろうということで、向いているんじゃないかなーと思います。(^^ゞ
勉強がキライではない人。
勉強が得意なタイプはもちろん向いてますけど、得意までいかなくても勉強することが苦痛じゃないタイプなら向いてると思います。小・中・高と勉強はキライで、あまり勉強を頑張ってきたことがないようなタイプだと、大量の勉強量を続けられる確率が低くなるかもしれないですよね。
勉強はあたりまえのようにすることができる人は、やっぱり向いてるでしょう。
将来なりたいものが決まってない人。
将来なりたいものが決まってないなら、大学4年間勉強に時間を捧げてもいいと思うんです。でも会計士の資格は合格しやすいわけじゃないので、いつ合格するか不明瞭だしコスパは良くないです。
ですから将来なりたい職業がある人は、なりたい職業ではない会計士の勉強に膨大な時間を使うことはやめたほうがいいと思うんですよね。(・.・;)
というわけで、将来なりたいものが決まってない人が、大学4年間を資格の勉強に打ち込むのに向いているというわけなんです。(^^ゞ
『公認会計士に将来なりたい人』はもちろん、試験を乗り越えるためのモチベーションが高いので向いてますよね!
公認会計士試験に向いてないタイプ。
簡単に言うと、前述の反対のタイプが向いてないタイプと言えます。
いちばん向いてないと思うのは、暗記がチョー絶、苦手なタイプですよね。。暗記することが勉強のメインなので『考えて解くことは得意だけど暗記は全くダメ…』だと、苦しい勉強となりそう。
どっちかというと理系の頭脳より、文系の頭脳向きですね。
でも実は僕自身、公認会計士試験に向いてないタイプだと勉強しながら思っていました。(汗)
勉強は好きじゃないし、本を読むことがキライだからです。
公認会計士試験に向いてないタイプでも合格はできる。
僕自身、活字だらけの本を読むことが苦手でした。
テキストも本なので、けっこう苦痛で、、。そこで活字を見て暗記するよりもwebの授業で音声で耳から覚えるほうが向いてると思い、予備校のweb動画の授業で理解を深めました。何度もくりかえし聞くことは苦痛じゃなかったんです。(^o^)/
また、好きじゃない勉強をし続けることができたのは、『将来はゼッタイ公認会計士になる‼』というモチベーションだけが強かったからなんです。
僕の場合このモチベーションで、不合格になってもやめることなく4年間勉強を続けました。
やめることを考えられなかったのが、この試験に向いてないタイプの僕でも合格できたポイントかもしれません。
公認会計士試験に向いてないタイプだからといって、あきらめる必要はないですが、時間は多めにかかるかもしれません。(僕のように)
短所をカバーしながら合格することは可能ですので、まずは正しく続けること。予備校で勉強したら確実に実力はついてくるはずだから、キチンと予備校をフル活用しましょう。
まとめ。
公認会計士の試験ってどのくらい難しいのか気になる人に、合格したばかりの僕のリアルな勉強経験の感想も含めて、
・『公認会計士試験はどのくらい難しいのか?』を解説しました。
また、自分が勉強しながら実感していた、
・『公認会計士試験に向いてる人、向いてない人ってある?』についても、持論ですが解説しました。
いかがでしたでしょうか?
ぶっちゃけ難しいし、自分なんてこの試験に向いてないなーと思いながら、楽しくない勉強をあきらめず続けたら合格できたので・・。
2年で合格できなくても全然いいし、3年以上かかるかも・・って不安になっても続けたら可能性はあるわけで(^O^)/(僕は4年間ですから!)
運もあるけど勉強やりきった!と思ったら合格したので、読者の皆さんもモチベーションを無くさないで目指してみてください。
最後まで読んでくれてありがとうございました。(^O^)/
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