こんにちは、みほです。
そろそろ『中学校をどうする?』と、小学校低学年のお子さんを持つママパパさんは、
・受験させる?
・私立か公立か?
こんなことを高学年になる前に決めないとならなくって、どうしようか迷っている方も多いのではないでしょうか・・
中学受験といえば・・
公立中高一貫校って、作文で試験するんですよね?
作文ができるなら受かるのかな・・
ちょっと軽く、練習しておこうかしら?
いいですね!
公立中高一貫校は人気ですし、
私立中学と違って学費などのお金がほとんどかからないので、おすすめですよ。
公立中高一貫校の試験は【適性検査】といって、国語・算数・理科・社会の教科ごとの試験はないんです。
ぜんぶの教科を総合した問題で、作文形式・記述式で答えることが多い試験です。
それに高校受験の推薦試験の作文や、国公立の大学受験でも、記述で解答させる傾向になっていますから(センター試験廃止の大学入試改革)
作文力を高めておくことは、
中学受験だけでなく、お子さんの将来の受験に、とても役立ちます。
・これから作文を練習したいけど、どんな作文を書くと受験でいいの?
・適性検査の作文対策の方法が知りたい
作文対策を始めてみようかなと思っている方や、もう少し作文力を上げたいと思っている方に、
まず基本から、
公立一貫校で通用する作文の書き方まで、順番にわかりやすくまとめました。
公立中高一貫校に6年間通った子どもの経験から、お話しします。<(_ _)>
基本的な作文の書き方の注意点。
まず、基本的な書き方で『コレどうだったかな?』というポイントを解説します。
・句読点(、。)が、行の一番はじめのマスにくる時は、前の文章の最後の文字のマスに入れる。
・である、だ、です、ます、などの語尾は統一する。
・書き出しは1マスあけて、段落が変わったら、また1マスあけて書く。
・小さな(っ、ゃ、ょ、ゅ)も、1マスに書く。
・「」かぎかっこは、はじめは1マスに。
最後は 。」は1マスに。
・題名・名前は適性検査では、書かない。
以上のポイントがわかったら、
主語・述語に気を付けて正しい漢字で、誰にでも読める汚くない文字で書きます。(*^^*)
次にテーマを、決めます。
(例)
・学校生活で大事にしていることについて。
・自由について。
・読書について。
・友達関係について。
はじめは簡単で書きやすいテーマにして、字数も200字くらいから始めてみます。
【中学受験】作文は論理的に書く。
自由に思ったことを書きたいし、そのほうが楽しいですが、
中学受験を考えて作文の練習をするならば【作文の構成】を考えて書くこと、どんな筋道で書くか?が大事なポイントです。
公立中高一貫校の【適性検査】という試験で、
出題者側が求めているものは【論理的に表現する能力】と学校のホームページに書いてありますので、
(出題の基本方針)
作文は論理的に書くことを目標に、練習してみましょう。
論理的に書くとは、かんたんに説明すると【問いと主張と理由】があることです。
1、問い『△△は、どうか?』
2、主張『自分は、○○だと思う』
3、理由『なぜならば、✖✖だから』
4、結論『だから、○○だと思う』
この論理的な書き方が中学受験(公立中高一貫校)では求められていますので、
初めから論理的に書くクセをつけましょう。
でもいきなり論理的って (-_-;)
ハードルが高い!
そうですよね。。(汗)
じゃあ、まずは『自分の思ったこと』と『理由』をセットで書くことから始めてみてください。
慣れてきたら、1から4を意識して論理的に書いてみてくださいね(^^ゞ
【中学受験】具体的に作文力が上がる方法。
文章を読んで理解して、作文を書く。
基本的な書き方やテーマ、論理的に書くことに慣れてきたら、
テーマから➡文章を読ませて、それについて書かせることに変えます。
ニュースをわかりやすくしてある文章や、
物語の文章で大丈夫です。
子供新聞やネットの記事を読んで書くのもいいですよ。
✅文章を読ませて書かせる時に注意してほしい事は、
文章でいいたいことをお子さんが理解しているかどうかを、親がみてあげてほしいんです。
文章の内容を理解【読解力】して、作文が書けるかどうか。
ここが重要ポイント!
文章を読ませたい理由は、
公立中高一貫校の【適性検査】で大事なポイントだから。
【文章の内容が理解できること】=【読解力】を中学受験で出題者側が求めています。
語彙力と読解力UPのために本を読む。
文章の内容を理解するためには、読書がとても役立つんです。
作文と切っても切れない関係の読書、
たくさんの言葉を知って語彙力がつき、そのため読解力が上がります。
中学受験の作文では、この読解力がカギとなります。
公立中高一貫校の問題文に出てくる文章がむずかしい言葉が多いので、
高学年になる前に語彙力を高めておくことは、ものすごい武器になります!
小学生にこんな言葉わかるのかな?というような言葉も理解しなければ、
合格する作文が書けないので、
今のうちに語彙力を高めときましょう。
うちの子の場合、
好きな本ばかり読んでいたので、今思うと語彙力は高くなかったかな・・と。
反省の意味もこめて、
読者の皆さんには、いろいろなジャンルの本を読むことをおすすめします!
問題解決する自分の意見を加える。
文章を読んで論理的に作文を書くことに慣れてきたら、(ここまでできて、しかも慣れた段階って、すごいレベルの作文力です。(*^^))
最後の最後に、
『問題解決する自分の意見』を加えてみてください。
1、問い『△△は、どうか?』
2、主張『自分は、○○だと思う』
3、理由『なぜならば、✖✖だから』
4、結論『だから、○○だと思う』
これに、
5、【では、△△を■■するために、どうしたらいいか、自分の意見を書きなさい。】
問題を解決できる方法がわからないと書けませんので、
・作文力がついてきた
・高学年になって知識が増えた
となったら、チャレンジしてみてくださいね。
これもホームページに、
【解決する方法を自分の考えで文章にまとめる能力】を、出題者側が求めていると書いている学校もあるからです。
(出題の基本方針)
模範解答をまねて書く。
受験対策をすすめるうちに、
作文問題集や通信教材、または受験希望校の過去問をやるようになった時、
『むずかしすぎて何も思い浮かばない(>_<)』こんな時もあります。
模範解答を見ちゃっていいので、解答とおなじ文章を書いてみましょう。
書き方のコツがわかって慣れてきますから、
解答を見てまねするのも効果的です。
国語力アップの教材「ブンブンどりむ」の記事はこちら↓
関連記事・ブンブンどりむは中学受験に効果ある?都立中高一貫校合格の親が解説
家族で会話をたくさんする。
低学年のうちから、
本をたくさん読んだり、あと、
たくさんおしゃべりさせましょう。(^o^)丿
「・・だから○○なんだ」
「なんで△△かな?・・だからかな?」
「じゃあ、こうしたらいいかな?」
こんなふうに「なんでかな?」「・・だからかな?」を加えて会話すると、中学受験で役に立つ【論理的な思考】【好奇心】が育ってきます。
【コミュニケーション能力】も公立中高一貫校に合格するためには必要な能力なので、
作文にもコミュニケーション能力にもバッチリなのが会話です。
お子さんが思っていることを、たくさん話すことが(自分の考えを表現する)
中学受験その先の受験でも役に立った!(^^)となりますよ。
(経験済みの私の実感デス。)
あわせて読みたい記事はこちら。
参考記事・中学受験の適性検査 できるようになる対策のコツと勉強方法
作文のまとめ。
これから作文を自宅で子どもに書かせてみようかな・・と、中学受験も考えているという方にむけて、
下記の内容の記事になっています。
・基本的な作文の書き方の注意点
・論理的に書くこと
・具体的に作文力が上がる方法
中学受験で通用する作文の書き方を、
やさしい方法から、だんだんレベルアップさせて解説しました。
問題集や過去問で作文対策をするときに、
ちょっと思いだして書いてみてくださいね~。(^^ゞ
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
こんな記事もあります。<(_ _)>
参考記事・都立中高一貫校に受かる子の特徴と、受かるための方法
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