こんにちは、みほです。先日、公立中高一貫校の合格発表がありました。
数年間合格をめざして塾に通い勉強をがんばる労力のわりに、不合格者が圧倒的に多い試験です。
適性検査の問題だって解けるようになっていて、実力はついているお子さんでも合格できない、1000人が合格しても5000人が不合格になるような、キビシイ現実を突きつけられる受検と、今さらながら感じます。(T_T)
うちの子は大学生となっていて、親として複数回の受験を経験しました。
公立中高一貫校は合格しましたが、その後の受験が全部合格ばかりかと言ったら、そんなことはありません。
何回も受験を経験したことと、立ち直るにはどうサポートしたらいいのか試行錯誤したせいか、子どものサポートの仕方がすこし上手くなってきた気がします。
子どものダメージを最小限にしたいと、私が実践したおすすめの受験期間中の準備と、不合格のときの対応を紹介していきますね。
不合格のときの子どもの悲しい絶望の気持ちは、親も一緒。。
悲しみのどん底にいる子ができるだけ早く、立ち直ってほしいのです。つらそうな顔を見るのは、とても苦しいんですから・・涙
できるだけ早く立ち直ってくれるよう実践した方法を、まとめた記事になります。
・これから公立中高一貫校をめざす方に。
・合格発表でダメだったら、なんて声をかけたらいいのか知りたい方に。
まずは公立中高一貫校の結果が出るまえの準備から紹介します。
公立中高一貫校が不合格でも、ダメージを最小限にする準備。
公立中高一貫校の受検の場合、ご存知の通り倍率が5倍とか6倍とか平気でありますよね、、
ということは6人中1人合格で、5人不合格。。(T_T)
うちの子もすごくがんばってるし塾での成績も上位、落ちるわけないでしょって思ってても、不合格って本当にあるんです。(*_*;
ですから不合格で傷つくことを最小限にしようと考えました。まず私が実践したことをお話しします。
公立中高一貫校の受検を決めてから、
『この倍率なら、受からない可能性が高い』と思い、不合格を前提に受検をすすめました。
↓↓
『受からなくて当然。
塾にかよって勉強、模試など対策はするけど、受かるのは宝くじのようなもの。』
このような話を子ども本人にも幾度となくして、ダメでも問題ないよ、ダメもとで受検しようというスタンスでした。
のめり込むことはキケンと思い、あえてほどほどに、習い事もできなくなるほどの受検勉強はしませんでした。
模試が続いたり、受検直前はさすがに真剣さは増しましたが『受かるのは宝くじ』と、つねに思いながら受検期間を過ごしたように思います。
子ども自身が、絶対合格するぞ!と思わないように、
『ダメでもいいんだ、合格できない可能性がものすごく高いんだよ』と、
倍率が高い公立中高の受検期間に子どもによく話すようにしたことが、私が実践したことです。(^^ゞ
公立中高一貫校が不合格だった時の対応。
ネガティブにダメでいいんだよ~と私に洗脳されたのに、公立中高一貫校は合格したので悲しい思いはしませんでしたが、
子ども2人のその後の不合格の経験でわかった、
【不合格のとき】
子どもの悲しい絶望の気持ちが早く癒され、早く立ち直るように。
親ができる対応で、この方法はいいかもと思ったことをお話しします。
1不合格がわかったら、悲しむ子ども、涙する子どもと、親もいっしょに悲しみましょう。抱きしめて、がんばったよ、でもつらいね。。といっしょに共感しましょう。
まずは涙を流して発散するんです。(ノД`)・゜・。
2自分の悲しい気持ちをわかってくれている、親もおなじ気持ちなんだと子どもに感じてもらい、すこし落ち着いてから、次に何をしたらいいのか話し合います。
3まだ悲しい気持ちが大きいので結論はあとにして、次にしたらいいことをいくつか提案して、いっしょに考えていこうねと、親もサポートする姿勢を話します。
4数日たつと、次に何をしたらいいか具体的に考える気持ちがでてきますので、その時に親がいっしょに考えてくれる、ひとりじゃないんだという安心感を持たせることが大事です。
5受検で疲れたから少し休むのもいいし旅行やあそびの計画を立てたり、勉強をもっとがんばりたいなら今後の勉強のすすめかたの話をしてあげれば、次にしたらいいことに気持ちが向きます。
子どもは初めての経験でショックで、どうしたらいいのかわからないんです。いったん悲しんだあとに、次にしたらいいことを提案されれば、何をしたらいいのかわかって考えが先にすすむと思います。
いきなり先のこと、これからのことを話してもだめです・・
子どもの悲しい気持ちといっしょに悲しんで共感して涙してからですっ!
うちはコレで早めに立ち直ってくれました。
不合格後、次にしたらいい具体的なこととは?
今回の受検でまちがった箇所を見直し改善しても、次の試験に活かすことはできません。。
公立中高一貫校受検は人生で1度きりですし、中学入学後は適性検査のような問題はほとんどしませんから。
じゃあ、子どもといっしょに立ち直るために何をこれからしたらいいのか、下記のような話をして子どもの意見を聞いて、進めてみてください。(主に勉強について)
<併願した私立中学に通う場合>
・6年後の大学受験の話
・大学受験の勉強方法
・入学前後の勉強方法
・私立中高での学校生活の話、部活の話など
<公立中学に通う場合>
・3年後の高校受験の話
・高校受験の勉強方法
・入学前後の勉強方法
・学校生活の話、部活の話など
勉強に対して意識の高い状態ですので、
高校受験や大学受験まで何もしないのは、もったいない気がします。
今は疲れていて勉強したくないかもしれませんが、
通塾でない自宅学習できる教材や、中学の勉強の先取りにチャレンジして『入学後の1学期の成績で友達に、頭いいねーって言われちゃおうか!』など提案してみると、やる気がでるかもしれません。(^^ゞ
適性検査で鍛えられた頭脳があるんですから、
【勉強のできる子】に、すぐ手がとどきますよ!
自宅学習できる教材はこちらがあります。
スタディサプリ/塾平均より年間24万円お得!? 月額980円(税抜)公立中高一貫校が残念でも、公立中学では優秀になる。
公立中高一貫校が不合格の場合、私立中学か地元中学のどちらかを選択しなければなりません。
もし地元中学に通ったら、公立中高落ち組は、成績上位になる可能性が大です。
理由は、
1私立中学受験した子たちが、地元中学にいないから。
2地元中学は公立中高落ち組と、中学受験を経験していない子たちになるから。
3適性検査で鍛えられた思考力、判断力などで、中学の勉強が容易にすすむから。
4受検で勉強する習慣がついたため、自主的に勉強し成績向上するから。
これらでわかるように、高校受験でトップ校は確実に狙えるポジションなんです。(^^ゞ
あわせて読みたい記事はこちら。
参考記事・中学受験をやめた子でも難関大学に進学できた親の話
関連記事・地元中学行かせたくない?内申点と勉強法 通った子に聞いてみた本音
まとめ。
公立中高一貫校が不合格のときダメージを最小限にするために、私が実践してよかった方法をまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
<私が実践してよかった方法>
1、倍率の高い公立中高一貫校をめざすときに、前もって子どもに言っていたこと。
2、不合格の悲しい気持ちが早く癒され、早く立ち直るための親の対応。
また、もし地元中学に通うことになっても、公立中高受検の勉強をしてきたことは役にたち、頭脳レベルは上がっています。
受検の疲れをとったら、次のステップにいいことを始めてみるのも、気持ちの立ち直りが早くなっていいかもしれません。(^^ゞ
【中学生のためのZ会の通信教育】最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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