こんにちは、みほです。読者の皆さんには、こんな悩みのある方はいませんか?
公立中高一貫校の受検なんだけど、
ふつうのテストと違って適性検査って見慣れない問題で、まだ慣れません・・
どうしたらもっと、できるようになるのか、
教えてほしいわ。(-_-;)
ややこしい印象のある適性検査の問題が、
1、どうしたらもっと解けるようになるのか?
2、できるようになる勉強方法は?
この記事では、⇧これらについて解説します。
うちの子の適性検査を対策した経験から、【適性検査ができるようになる対策のコツ】を、お話しします。
適性検査ができるようになる対策のコツ。
適性検査ができるようになるコツは、下記の能力をつけることです。
✅小学校で習う勉強をまんべんなく理解すること。
国語・算数・理科・社会はもちろん、それ以外の実技の科目も、手をぬかないで努力できるように。
✅適性検査の問題文が長文で複雑なので、読解力をつけること。
問題の言いたいことが、理解できるように。
✅自分の考えを、論理的に文章に書くこと。
論理的に書くとは、かんたんに説明すると【問いと主張と根拠】があることですね。
『△△は、どうすべきか?』
『自分は、○○だと思う』
『なぜならば、✖✖だから』
『だから、○○だと思う』
こんな感じです。この書き方ができるように。
✅算数の計算が速くできること。
割合や速さも苦手にしない、算数の複雑な手間のかかる計算もやり遂げられるように。
✅ニュースや新聞で、世の中のことを理解すること。
時事問題や環境問題がでる事があるので、理解・関心をもつように。
本当にこれらの能力をつけたら適性検査ができるようになるの?って、まだ疑問に思っている方に、次でその理由をひとつずつ説明しますね。
適性検査ができるようになる理由。
1、小学校で習う勉強を、まんべんなく理解していることが大事な理由は?
小学校で習っていない、むずかしいことまで出題される私立中受験とはちがって、適性検査の内容は小学校で習った範囲で解ける問題です。
ですが、教科ごとの試験でなく、
いろいろな教科の知識を組み合わせて解く問題となっています。
国語力も算数の計算力も、社会の地図も、いろいろ広範囲な知識を総合して解く問題だからです。
2、読解力や論理的に書く能力、計算が速くできる能力を、つけることが大事な理由は?
各公立中高一貫校のホームページの【適性検査問題の出題の基本方針】で、出題の意図は下記ですよ、と言っています。(中学により多少の違いはあります。)
✅文章を深く読み取れているかどうか。
✅自分の考えを論理的に表現できているかどうか。
✅算数や理科の知識をつかい、計算をしてから問題を解決できているかどうか。
公立中高一貫校の学校側は、上記を出題の意図と発表しています。
ですから、これらの能力をつければ適性検査ができるようになるわけです(^^ゞ
適性検査ができるようになる具体的な勉強方法。
まずは、小学校の勉強をしっかりやることが大事なのね。
じゃあ、読解力とか、
論理的に書く方法、
計算が速くなる方法の、
具体的な勉強方法が知りたいんですけど・・
読解力をつける方法。
いちばんおすすめは、読書。さまざまなジャンルの本ならば、さらに良いです。
受検勉強で時間がなくて読書なんかしていられないって思うかもしれませんが、そういう時だからこそ脳の気分転換に読書したら、適性検査の問題文も速く読めるようになるのでは・・と思います。
あと子供新聞で本とは違った文章を読むことも、読解力がつくのでオススメです。
✅さらに能力アップのために、
本や子供新聞を読んだら、お子さんに「どんなことが書いてあった?」と聞いてみてください。
読みっぱなしは受検対策としたら危険です。
まだ子どもは生まれて10年ちょっとですから、果たして内容を正確に理解しているか確認したほうがまちがいないです。
まちがった理解をしていると『文章を深く読み取れている前提で解く適性検査』ですので、どのように読み取ったか、たまにお子さんに質問しましょう。
『これってどんな話だったか、ママに教えて。』と聞けば喜んで話してくれますから!
論理的に文章を書くチカラを上げる方法。
まず書くことに慣れることが大事で、作文用紙でも普通のノートでも問題集を買ってでもいいのですが、
うちでは、工夫をした日記を書いて対策しました。
『日記が良さそう』ということで書かせたら、『今日は○○でした。たのしかったです。おわり』みたいな・・これだけ??
日記用にノートを与えるだけでは、うまくいきませんでした。(>_<)
論理的に書くことが大事だから、これじゃダメだと思い、
オススメ
『これについてどう思う?』
『これって、どうして○○なんだろう?』と、テーマを質問形式で子どもに与えてみました。
新聞の切り抜きや、ママが日頃感じていることを付箋にメモ書きして、日記用ノートに貼るんです。
自分の考えを自由になんでもいいから書いて。
⇩
理由もつけてみて。
⇩
自分の考えが、なぜそうなのか理由も書いて、まとめてみよう。
こんなふうに少しずつ論理的に書けるよう、徐々に練習しました。
そうすると子どもは、いろいろ書きやすいみたいです。(^^ゞ
慣れてきたら、
・制限時間を決めて書かせる
・文字制限をつける
・子供新聞からテーマをえらんで書く
こんな感じで難易度を上げていけば、
最初は???だった書く能力が、いつのまにか論理的に書けるようになりました。(^^ゞ
最近、書くチカラや読解力の重要性が高まっていますが、教材を使うなら『ブンブンどりむ』が人気です。
参考記事・ブンブンどりむの評判は?たった5分でわかる効果と口コミ
計算が速くなる方法。
一般的に公文やそろばんが、計算力がつくと言われています。
私自身が子どもの頃そろばんを習っていたので、暗算するようになると計算は速くなると思います。(^o^)丿
でも、もう今からじゃ公文もそろばんも習いに行けない、、という人は、
オススメ
簡単な計算ドリルを短時間でいいので、毎日の習慣にするのが効率よい方法です。
毎日の勉強を、この計算ドリルからはじめて『脳の準備体操にする』のもいいんです。
簡単な計算でも正解すると、成功体験で意欲的に勉強がすすむようになります!
いろいろな計算ドリルが出てて迷いますね。。しかも無料でダウンロードできるものまであります。
過去問をくりかえす。
適性検査ができるようになるために、やっぱり過去問は、はずせません!
志望中学の過去問と、似ているタイプの中学の過去問は、数年分くりかえしやりましょう。
はじめは慣れない問題文に戸惑いますが、
毎日、過去問を見ていくうちに必ず慣れてきますから。
慣れてきて出題者の言いたいことがわかってくると、(①読解力がつく)
② 計算が速くでき、
③ 論理的に書けるようになり、
➡適性検査ができるようになるんです。(^^ゞ
過去問はもちろん、能力別に特化した問題集で練習するのも人気です。
家庭でできる適性検査の対策。
公立中高一貫校は適性検査で【リーダーとなる素質のある人】を検査して入学させています。
【リーダーとなる素質のある人】ってこんな人。
↓↓
・【他人とコミュニュケーションできる人】他人の言いたいことを理解し、自分の考えも表現できる。
・【さまざまな事象が起こったときに、論理的に考え問題解決できる人】AIやグローバル時代にも、問題解決ができる。
・【好奇心旺盛にチャレンジし、困難にあきらめないでやり抜く人】うまくいかない時にも、最後までやり抜くことができる。
【家庭でできる対策オススメ】
1、コミュニケーション能力を高めるために、日頃からお子さんと会話をたくさんしましょう。
2、いろいろなことに興味・関心をもつような機会を、たくさん作ってあげましょう。
旅行・博物館・観劇・遊び・習い事などで、いろいろな体験をさせることが、お子さんの経験の引き出しを増やし、文章を書くときに役立ちます。
⇩
毎日の生活で工夫することが、適性検査ができるようになるための能力の底上げに役立ったりするんです。
机の上で問題を解くばかりが、適性検査の対策じゃないんですね。これは本当です!!
家族との会話で、お子さんに自分の意見や理由を話させましょう。
話せるってことは書けることになりますから。
そして話すために、いろんな体験をさせるんです。
参考記事・都立中高一貫校の適性検査に必要な「考える力」は家庭の中で育てよう
参考記事・都立中高一貫校に向く子って?ヒントは子の同級生の、この素質
まとめ。
中学受験(公立中高一貫校)の適性検査について
1、どうしたらもっと解けるようになるのか?
2、できるようになる勉強法は?
このような悩みが解決するように、
適性検査ができるようになるコツやその理由、具体的な勉強方法についてまとめました。
いかがだったでしょうか?
ややこしい印象の適性検査も、コツをつかんで対策していくうちに、
『初めのころよりも、問題の言いたいことがわかってきた!!』と、こんなふうになることも近いはずです。(^^ゞ
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
公立中高一貫校対策で、塾以外で役に立ったものについての記事もあります。
あわせて読みたい・都立中高一貫校に合格する子がやってよかった塾以外の対策5つ
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