こんにちは、みほです。
都立中高一貫校に子どもが通った経験をしました。
今でも4倍から7倍という高い倍率の都立中高一貫校。
その当時も高い倍率で受かることはむずかしいな、、と思った記憶があります。
倍率も高いけど、、適性検査って、むずかしいって聞くんだけど勉強法のおすすめはある?
もう少し点数も上がってほしいんだけど・・
適性検査は、
【塾で勉強して対策しても残念ながら落ちる子もいれば、塾にいかなくても受かる子は受かる。】と言われている試験です。
だからといって、
『塾にいかなくても受かるんじゃない?』
っていうのはちょっと違って、そのような子はホンの一握りの特別なお子さんだと思うんですよ。
塾で勉強した内容がでて解けるというより、
塾で頭脳を訓練して、
問題を解く頭脳をつくりあげていくというスタンスで、
塾あり受検をすすめていくのが一般的な対策かと、私は考えています。
この記事を読むと、
都立中高一貫校の適性検査を、
・試験時間45分のあいだに読解・判断・表現していくための頭脳・考える力を底上げする方法と、
・適性検査の特徴と勉強法がわかります。
適性検査を攻略するのは、考える力・ひらめく頭脳。
都立中高一貫校は、適性検査という試験があります。
私立中学受験の内容とちがって、小学校でならった勉強以上の内容は出ません。
教科単位でない、総合的な問題である、
適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、適性検査Ⅲ(ⅠとⅡだけの学校もある)を、45分✖3 で、解かなければなりません。
たくさんの知識と応用計算力の問題は出ませんが、長い問題文と複雑にいろいろな教科の知識を総合して、判断して解く問題です。
親がみても、ひじょうに難問、ややこしい問題。。
小学生の子どもに解けるのかしら・・と思うような問題です。
この適性検査を受けたうちの子どもが、私に言った言葉を今でもおぼえています。
「問題どうだった?」
「解いてたら、急にひらめいた。」
自分で分析、判断、表現する能力、ひらめいてくれる頭脳が適性検査には必要。
それには一つの方法ではなく、いろいろな経験と対策を総合して、頭脳を底上げさせましょう。
※こんな記事もよかったらあります。
・都立中高一貫に合格する子 塾の勉強以外でやってよかった5つ
適性検査で必要な、考える力・表現できる力をつくる方法。
うちの合格した子は、
いま都立受検を目指しているお子さんたちより、対策としては少なかったなーと思います。
毎日、寝るまでの時間を、たくさん勉強をしていたわけではないので。
ただ、
適性検査を解くために必要な、自分で考え表現できる能力を、実は我が家では知らない間に訓練していたと、後になってわかりました。
普段の生活のなかで。
この適性検査のためではなく…。
それは、
「自分の主張したいことや、言いたいことは、自分から言ってくるように。」
「伝えたいことは、言わないと誰もわからないよ。」って、ふつうにお母さんが言いそうなコレです。・・言いませんか⁇
伝えたいことをきちんとわかるように話すって、「ことばで表現する訓練」になって、文章で表現するときにも役立った気がしています。
勉強ではない家庭生活のなかでも、子どもの能力を上げられるかもしれないって話です。(‘◇’)ゞ
生活のなかで、子どもにどんどん思ったことを話してもらう。
⇩
親が「△△について、どう思う?」テーマを与え話させる。
⇩
話したいことを、文章に書いてもらう。
文章に書くことに慣れると、適性検査対策にたいへん役立ちますよ。
参考記事・都立中学の受験で受かるには、いつから、どんな準備はじめる?
都立中高一貫校の適性検査の特徴と、必要な勉強法。
都立中高一貫校の適性検査の特徴を、かんたんにお話します。それぞれに適した、勉強法も提案します。
適性検査Ⅰの特徴
・「文章を読んで、問題に答えなさい」
・「自分の体験例をあげて答えなさい」
といった、長い文章について答えさせる、国語の能力・作文の力が必要。
読解力と、自分の考えを論理的に表現する能力が必要。
<<読解力と、自分の考えを論理的に表現する能力をつける勉強法は?>>
- 本を読む。
- 自分の考えを作文に書く練習。
適性検査Ⅱの特徴
社会・理科・算数の内容が総合的に混ざった時事問題、環境問題について出題。
資料やグラフから問題点を読み取り、考察して論理的に書く能力が必要。
<<時事問題や環境問題の資料に慣れ勉強法は?>>
- 子供新聞などで世の中のことを知り、視野を広げる。
- ニュース、子供新聞などの資料から、自分の考えを書く練習。
適性検査Ⅲの特徴
適性検査Ⅲは各校が独自に問題を作るので、それそれの傾向を調べる必要がありますが、うちの子の通った都立中高一貫校の場合。
図形や時間といった、理数的な問題。
問題文も長く複雑で、図形やグラフを分析し判断、表現する能力が必要。
<<理数的な問題を分析する勉強法は?>>
- 規則性がよくでるので、小学校の算数だけでなく、むずかしめの算数の問題集をやってみる。
- 空間図形の問題もでる。算数の基礎から応用を、問題集などで対策。
- 各校独自の問題なので、過去問をくりかえして、出題の傾向を知る。
うちの子どもは、
空間図形が得意でしたので、適性検査Ⅲのような理数的な問題は解けたみたいです。
やはり理系の国立大学に進学しました。
参考記事・うちの子供に習わせてよかった習い事と、学力面に効果的な遊び
まとめ。
都立中高一貫校の適性検査という試験には、ⅠとⅡとⅢがあります。
はじめは、え?って思うような問題ですが、それぞれ特徴があるので、慣れるためにも過去問をくりかえしましょう。
そして自分で考えられる頭脳、ひらめく頭脳を、たくさんの経験と対策からレベルアップ、底上げが、できるとGOOD!です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
関連記事・都立中高一貫校に受かる子の特徴と、受かるための方法