こんにちは、みほです。
読者さんのお子さんは、中学受験の予定はありますか?
中学受験をしようかどうか、考えてるところ。
子どものためには、地元の公立中学じゃないほうがいいのかな…と思ってるんですけど。
そうなんですね!
中学受験して進学する場合、ほとんどが中高一貫校になるんですけど、
将来、お子さんが通うかもしれない中高一貫校について、
【中高一貫校に通うメリット・デメリット】は知っておきたくないですか⁇
『受験勉強がんばって高い学費もかかるんだから、子どもにメリットたくさんなきゃ‼』って、ついつい思いますよね。(^.^)
でもホントのところ・・中高一貫校のメリットって、アレとコレと? あとは、えーと・・?
なんとなくはわかるんですけど。。って人が、多そうなので、
中高一貫校に通ったうちの子で実感した、メリットとデメリットを今回お話しします!
・中高一貫校のメリットとデメリット。
・中高一貫校で過ごすときの注意点 。
ご存知のとおり、中高一貫校には私立と公立があって、大学付属校をのぞくと大学受験をする進学校がほとんどです。
高校に上がるときに基本的に、内部進学の試験がなく6年間過ごすことができる学校。
中学受験をして私立中学というと中高6年間の一貫校がとても多く、また、公立の中高一貫校も人気ですよね。
うちの子は、この公立中高一貫校に通いました。
参考記事中学受験で公立中高一貫校って?特徴をわかりやすく1から解説
ではいよいよ中高一貫校のメリットから、お話ししていきますね。(^.^)
うちの子のときに強く実感したものから、順番にお話ししていきます!
中高一貫校のメリット。
友情関係が深まり、親しい友だちができる。
うちの子が6年間過ごして、いちばん感じた中高一貫校のメリットは、
長い時間をいっしょに過ごすことで、より親しい友情関係ができた、そんな友だちができたことだったように思います。(^^♪
仲の良い友だちがいて楽しい学校生活の様子でしたし、卒業しても友情関係が続いています。
思春期の6年間という長い時間をいっしょに過ごすことで、より友情が深くなるんだな・・と実感しました。(^O^)
試験に合格し選ばれた、同じくらいの学力の子が同級生になること。
入学試験で合格した子だけが入学してくるので、
・学力や家庭環境が似ている同級生が多い。
・価値観のちがいすぎる同級生が少ない。
そのため、
↓↓
クラスの居心地も良く、
長く付き合える友だちができやすいかもしれません。
入学試験や面接、高い学費といったさまざまなハードルに合格して選ばれた子たちなので、
無試験で誰でも入学できる学校より親としても安心感はありますし、きっと子ども自身も価値観のちがいすぎる同級生に悩むことが少ないのはいい事なのでしょう。
また合格した同じくらいの学力の子だけの環境なので、学力面で競争心がでたり、より上を目指したくなるといった向上心にも良い影響がありそうですよ。
進学実績が良い。
国立大学や医学部医学科、難関私立大学の合格者は、私立の中高一貫校出身が多いことは有名です。
中学からの先取り授業で、高校3年生では大学受験対策をメインにすることができるから。
あと、偏差値上位の有名進学校は、中学受験の段階で頭のいい子がたくさん入学してくるから、そもそもの母集団のレベルが高いからですね!(^^ゞ
施設や環境が良い。
中高一貫校は私立がとても多いです。
決して安くない学費がかかりますが、 たくさんの生徒にきてもらうためにキレイな施設✨である可能性が高いです。
きたなく古い学校で過ごすよりもキレイで整った環境は、子どもにとって過ごしやすくメリットになることは間違いないでしょう。(^^♪
大学受験のためのレベルの高い授業による塾費用の節約。
中高一貫校6年目最後の年は大学受験対策をする学校が多いので、中学1年から先取りで進度の速い授業になるんです。
入学してきた子の偏差値や学校のレベルによって、まちまちですが、
6年後の進学実績がとても重要なので生徒の学力を上げるために、レベルの高い授業となることが多いです。
レベルの高い授業を生徒に理解させることは、学校の授業だけで大学受験対策ができるということ
↓ ↓
塾に通わなくても大学受験の学力がつく可能性が高くなります。
実際は、受験対策で塾に通う子はいると思いますが。。
・学校の授業だけで大学受験する子がいたり、
・授業の難易度から見て3年間の高校より、6年間の中高一貫校のほうが塾費用を抑えられることは考えられます。
高い学費を出したとしても大学受験のためのレベルの高い授業をしてくれるなら、塾費用の節約の可能性があるのでメリットになりそうです。(^^ゞ
公立中学3年間の勉強よりレベル・難易度の高い勉強ができる。
先取り授業とレベル・難易度の高い勉強で、生徒の学力を上げたい中高一貫校。
一方、無試験で入学し、さまざまな生徒でも義務教育の勉強が理解できるように、決められた進度の授業をする公立中学校。
公立中学では難しい勉強はしないので、中学3年間では中高一貫校の生徒と差がついてしまいます。。
頭のいい子は公立中学の勉強に物足りないかも。
義務教育だから生徒の学力を上げたいわけじゃないんです。みんなが理解することを優先する授業ですから。
高校になると、高校受験でさまざまな偏差値の高校に進学するので、上位校ならば中学3年間ほどの差は出ないかもしれませんね。
高校受験がなく、やりたいことが存分にやれる学校生活。
どう考えても高校受験がないって、やっぱりいいですよね。(*^^*)
高校受験のためにガマンすることが出てきますし、希望どおりの高校に全員が行ける訳じゃないし。。内申書のストレスとか、入試のストレスがゼロなんて!
そんな高校受験がなくて中学から高校まで6年間過ごせれば、時間はタップリ。部活も打ち込めるし、やりたいことにも熱中できます。
中高一貫校ならではの、みんなが認める特徴的なメリットです。
中高一貫校のデメリット。
学校・交友関係がうまくいかない時に、6年間環境が変わらないこと。
6年間環境が変わらないことは、仲良しの友だちができたり部活を楽しめるメリットになりますが、
・友だちができなくて一人ぼっち。
・万が一、いじめにあってしまった。
・学校の方針と合わない、など。
これらのように、自分の子にとって良くないことが起こったときに、6年間環境が変わらないことはデメリットになってしまうんです。
その点、中高が別々だと、公立中学で3年間と高校受験であたらしい環境を手に入れられて、いろいろなことをリセットできます。
何か良くないことが起こった場合に、リセットしずらいことが一番のデメリットでしょう。
授業のスピードが速く、勉強についていくのが大変。
中高一貫校は先取り授業が前提なので、進度の速い授業についていくのがたいへんな生徒も・・。
そういう子はたぶん入学してすぐ、1、2年後までには成績に表れると思います。(T_T)
公立の中学は、だいたいの生徒が理解できるような速さで授業が進みますけど、中高一貫校は選ばれた生徒ばかりで、 偏差値上位校ほど進度の速い授業とムズかしい勉強のため、ついていけなくなる可能性もあるんです。。
うちの子の場合、授業のスピードが速くて、ついていくのが大変な時期がありました。
入学後も、のんびりできないかも。。
中だるみで、やる気がなくなる。
高校受験もなく6年間を過ごせる安心感から、どうしても勉強に対して中だるみが起こってしまいます・・。
大学受験が控えているとはいえ、まだぜんぜん先だし…と気がゆるんでしまう生徒が多そうなんですね。。(-_-;)
また、中だるみが過ぎると『留年』になったりします。
実際、多少の中だるみは皆んな経験しますが、あまりにも長く続くと、どんどん学力が落ちてやる気がなくなることもあるので、デメリットとして知っておいた方がいいですね。。(*_*;
通学に時間がかかったり、ラッシュで疲れる。
電車やバスを使わないで通学できる子は少ないでしょうから、朝のラッシュも経験することになるし、30分を超える通学時間って子も多いはずです。
中1で13歳くらいですと初めは疲れてしんどいですが、体は大きくなりますし慣れてくるまでの辛抱。。(‘◇’)ゞ
でもちょっとタイヘンなので、デメリットに。
中高一貫校で過ごすときの注意点。
中高一貫校はメリットばかりではなくて、デメリットになるかもしれないことを、上記でいくつかお話ししました。
中学受験をがんばって希望の学校に進学したけど、友だち関係が上手くいかないとか勉強のやる気がなくなってしまったなど、順調な学校生活ではないこともあるかもしれません。
もしお子さんに通えなくなるくらいの苦痛があるならば、 中高一貫校の6年間は長いので、リセットすることも考えていいと思います。
・地元の公立中学に通うようになったとか、
・高校受験して別の学校に進学したとか、たまに聞きますから。。
あたらしい環境にリセットすることも、万が一のときの手段と、頭の片隅にいれといてもいいかもですね。
ただ、勉強についていけないとか、やる気がなくなった…などは防げる可能性があると思います。
✅これだけ受験勉強したからもう勉強し(^o^)丿
✅高校受験がないから遊びたい。
と、お子さんは思うかもしれませんが、勉強をやめてしまったら苦しむのは本人なので、たくさん勉強しなくていいから学校の授業にはついていこう、と。(^o^)丿
授業についていける学力を維持していれば、
・自分の子にとって良くないことが起こってリセットする場合でも、心に余裕ができますし、
・大学受験対策をする学年になった時でも、グンと伸びる可能性がでてきます。
・それに『留年』も防げますし・・。
中高一貫校に進学するならば、
まずは、学校の授業についていく程度の勉強はしたほうがいいことをお子さんに理解してもらう、そして、ついていけなくなった時はいつでも言ってねと声掛けして、親も心構えしておくことをオススメします‼
中高一貫校の授業についていくことの重要性を経験したので、
入学当初に、お子さんに理解してもらい、
学力が落ちすぎることを防ぐことが、中高一貫校で順調に過ごすポイントの一つだと思います。
参考記事都立中高一貫校入学後の学力差 塾は必要?ついていけない子の対策
まとめ。
最近は中学受験をする家庭がとても多く、中高一貫校に進学するときを考えて、自分の子の経験から感じた【中高一貫校に通うメリット・デメリット】についてまとめました。
また、中高一貫校で過ごすときの注意点も参考にしてくださいね。
知っておくと、いざという時の対処にも役立つかもと考えていろいろ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
数年前にうちの子が通った経験から、
きっと多くのお子さんが中高一貫校で友情関係を深めて、親しい友だちとの楽しい6年間を過ごせるであることは確信しています。(^^ゞ
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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参考記事中学受験生の男女別おすすめ腕時計 はじめて買うなら見やすさ重視
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