公立中高一貫校って良い学校って聞くので、子どもを行かせたいんです。
まだ小学1年生。
今からやっておいたほうがいい事ありますか?
こんにちは、みほです。
うちの子は都立中高一貫校に合格したのですが、その時にいろいろな能力が必要な試験だと実感しました。
【その能力を逆算してつければ合格するのでは?】と考えたので、上記のお悩みにお役にたてると思います。(*^^*)
うちは、もともと中学受験する予定はなかったので、小さいうちは何も意識しませんでした。
中学受験するんだったらやっておけば良かった・・と思うこともあるんです。
うちの子はやってなかったけど、やれば良かったと思うことと、やってて良かったことを紹介しますね。
今回は、
公立中高一貫校に合格するために、小さいうちからやっておきたいことを5つ紹介します。
やっておくと、
高学年になって問題を解くときに、差がでる可能性が高いものばかりです!
公立中高一貫校に合格したいなら、小さいうちからやっておきたいこと。
計算を速くすること。
公立中高一貫校の試験は『適性検査』といいます。
国語・算数・理科・社会の教科ごとの試験ではなく、ぜんぶの教科を総合した問題で、作文形式・記述式で答えることが多い試験になります。
その中で計算をして解く問題が必ず出ます。
小学校で習う算数の範囲ですが、ややこしく難しめの計算をしなければなりません。
計算が速ければ解答が速くすすんで、他の問題を考える時間が増えますよね。私立中学受験にも言えることですが、計算が速いことは受験では有利になります。
うちの子は計算を速くするための習い事はしてなかったので、
公立中高一貫校の受検をするならば逆算して【そろばんか公文】を低学年のうちから、やっておけば良かった・・と思っているんです。
私自身、そろばんを習っていて、たしかに計算は速くなりました。公文は未経験ですが計算が速くなると聞いたことがあります。
今でも、そろばん教室に通っている小さいお子さんを近所でも見かけるので、中学受験や高校受験では【計算が速いと有利】とわかっているママさんがたくさんいるのかな・・最近のママさんはすごいな・・と感心しているんです。(‘◇’)ゞ
近所にそろばん教室がない場合は、自宅で習うそろばん教室を利用するのもアリですね。
というわけで、
計算を速くするための習い事や自宅学習を、小さいうちからやっておくことをおすすめします。
本をたくさん読むこと。
『適性検査』では読解力があると絶対的に有利です。
問題文は非常に長くむずかしい言葉も出てきます。ですから日頃から長い文章に慣れておくことが大切なんです。
とにかく本を読んで文章に慣れたらいいと思います。
読書が習慣になってきたら、いろいろなジャンルの本で、お子さんの興味を広げてあげるのがとてもいいです。
文章を理解できる読解力って、高校受験・大学受験にも、そして算数の問題を理解するにも必要な能力。
結局、全科目に必要になってくるんです!
すぐ身につく能力ではないし、本を読まない子はずっと読まなく語彙力もつかず、書いてある内容がわからないって将来悩むようになるかもしれません。
大きくなって『わからない…』となるより、
今のうちから読解力と語彙力を高めることは、
公立中高一貫校対策にも、その後の人生にも有利になることは間違いないので、本を読む習慣を定着させましょう。
※読解力と語彙力をつける教材では『ブンブンどりむ』が有名です。
うちの都立中高一貫校に合格した子は、本が大好きでした。
なぜか漫画やゲームに全くはまらないタイプで、本は買ってあげるとうれしそうに、あっという間に読んでいました。
関連記事・都立中学の受験で受かるには、いつから、どんな準備はじめる?
親子の会話を充実させること。
『適性検査』の記述の解答では、『論理的に書くこと』が求められます。
この『論理的に書くこと』は、なかなか初めからできる子は少ないので、受検勉強をする段階で習得しなければなりません。
ですから高学年になる前に、少しずつ【論理的な思考】をお子さんが身につければ、あとあと文章を書く時にスムーズにいくと思うんです。
それが会話でできるんです!
1、はじめは、お子さんが話したいことをよく聞いてあげる。
2、小さな質問をしてみる。➡答えさせる。
3、ある話題について、親から「なんでかな?」「こーだから、こうかな?」「どう思う?」とお子さんにふってみる。
4、「これは、こーだから、こうなんだね」理由付きで話せるようになる。
こんなふうに段階を追って「なんでかな?」「・・だからかな?」を加えて会話すると【論理的な思考】【好奇心】が育ってきます。
話せるようになれば書けます。そのうち『論理的に書くこと』ができるようになります。
【コミュニケーション能力】のある子は都立中高一貫校のうちの子の同級生に多かったので、公立中高一貫校に合格するには必要な能力と確信しています。
参考記事・都立中高一貫校に向く子って?ヒントは子の同級生の、この素質
『論理的に書くこと』にも【コミュニケーション能力】にもバッチリなのが会話です。(^^ゞ
参考記事・中学受験を意識したら始めたい作文 公立一貫校の書き方
いろいろな経験をさせること。
『適性検査』の記述での解答のときに、子どもの今までの経験で例えて書かせる問題があります。
まだ10年ちょっとしか生きていないんですから、大人のように『これはこうね』とすぐわかりません。(>_<)
でも自分がどこかで体験したことや見たことなら、子どもでも答えられそうですよね。
そのため、習い事・失敗したこと・旅行・博物館へ行くなどのいろいろな体験をすると、広い視野が育ちいろいろな分野に興味をもてるので、子どもの引き出しがいっぱいになり記述しやすくなります。
高学年になると机の上での勉強が増えてきますから、
それまでに、ご家庭のできる範囲でいろいろな経験をさせることが、お子さんの能力を底上げしてくれることでしょう。
うちの子はピアノを習い、うまくいかないことも経験したり、
吹奏楽で楽器を習った経験では、何十人のチカラを合わせて目標に向かうことを学んだのも良かったです。
小さい時は家族でお出かけもして遊んだ思い出もたくさんで、そんなふうに出来る事をいろいろ体験させてみましょう。
参考記事都立中高一貫校 受かる子がしてた習い事は?勉強と両立するメリット
小学校の勉強が【できる子】になること。
公立中高一貫校に合格するためには『適性検査』以外に、小学校のあゆみの成績におよそ20~30%の配点があります。
正確には、小学5年生と6年生のあゆみの成績を点数化した【報告書】と【適性検査】の合計点の上位から合格ですから、あゆみがとても大事になります。
低学年のうちから小学校の勉強で苦手をつくらず、全教科良い成績をめざしてキープし高学年になれれば最強です。
公立中高一貫校をめざすことを決めたら、小学校の勉強はまんべんなく全教科【できる子】を意識することをおすすめします。(‘◇’)ゞ
※家庭学習の味方はZ会
参考記事・都立中高一貫に合格する子がやってよかった塾以外の対策5つ
まとめ。
公立中高一貫校に合格したいなら、小さいうちからやっておきたいことは特に次の5つです。
1、計算を速くすること。
2、本をたくさん読むこと。
3、親子の会話を充実させること。
4、いろいろな経験をさせること。
5、小学校の勉強が【できる子】になること。
公立中高一貫校の受検対策は、実際には小学5年生あたりから塾に通うお子さんが多いのですが、
それまでにいろいろな能力をコツコツ積みあげておけば、高学年になって受検対策するときに『やっておいてよかった…!』という気持ちになると思います。(*^^*)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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