こんにちは、みほです。これから都立中高一貫校をめざそうと考えているママパパさんの、疑問の解決になる情報を、子どもが都立中高一貫校に6年間通った経験から、お話ししていこうと思います。
都立中高一貫校って、実際どんなかんじなの?
頭のいい子が集まっているのは知ってるけど、授業はむずかしいのかな?
相当、地元の中学とは違うのかしら・・?
今回は子どもから聞いた話と、
親である自分が何度も学校行事に参加した経験から、
都立中高一貫校の附属中学の校風や特徴的なことを、お話しますね。
うちの子が通った附属中学の話ですが、ほかの都立中高一貫校と似ている部分はありそうなので、(;´・ω・)
この記事を読んで雰囲気を想像していただけたらうれしいです。
☆こんな方に特に、オススメの記事です☆
・都立中高一貫校のことに興味がでて、調べ始めているママパパさん。
・都立中高一貫校を目指そうと考えていて、これから授業公開日の見学を予定しているママパパさん。
・都立中高一貫校に、子どもを通わせたいと思っているママパパさん。
都立中高一貫校の校則や、いじめ、施設のこと。
附属中学は制服は指定ですが、靴やかばんリュックは自由、コートも指定ではありませんでした。
制服はもちろん各学校でちがいますが、
うちは男女ともブレザー、ブラウスに飾りのネクタイやりぼん、女子はスカート、たまにズボンの子もいました。おしゃれな制服かどうか、私の感じた印象は私立ほど力をいれてデザインしていないが、そこそこおしゃれ。
へーそうなんだ。
都立中高一貫校って、できて10年ちょっとだし、まあまあ最近の学校だもんね・・良さそうね!
✅校則は携帯など学習に不必要なものの持ち込みは、ふつうの公立中学校と同じで禁止ですが、とりわけきびしいと感じたことはありません。
帰りの寄り道は禁止くらいでしょうか。
いじめは、子どもからも聞いたことはなくて。
地元の公立小学校のときは、聞いたこともあり問題もあったので、心配して子どもに聞きました。
「いじめはある?」
「ないよ、みんな、頭がいいから、いじめがいけないことだって知っているから。」
勉強に忙しくて、そんなことをしている暇がないみたいです。
関連記事・都立中高一貫校 いじめる子がいない?いじめが少ないもっともな理由
✅施設は新設された教室は、そんなに古くもなく、高校の建物もどこかで新しくしているのか全体的にキレイです。都立なのでシンプルなつくりですが、じゅうぶんでしたよ。
教室の廊下に各自のロッカーが用意されていて、防犯上、鍵は自分で買って使用するように言われました。
地元小学校ではロッカーはありませんでしたから、いいねーと感心しました。👍
校舎ごとに中学生と高校生を分けていないので、中学生の教室のとなりが高校生の教室になっていたりと、オープンな環境でした。
休み時間の廊下は小さい中学生と大人っぽい高校生がたくさん、ごちゃごちゃしていましたよ。(‘ω’)ノ
都立中高一貫校の生徒は、まじめで勉強好きな子が多い。
高い倍率の適性検査に合格してきただけあって、勉強することはあたりまえ、学習意欲のある生徒がほとんどです。
素直な性格で、まじめ、がんばりやさんが多く、乱暴な攻撃的なタイプは見たことがありません。
参考記事・都立中高一貫校に向く子って?ヒントは子の同級生の、この素質
都立中高一貫校の校風は?
校風は、
生徒がまじめで勉強に忙しくしている雰囲気と、レベルの高い教育をうけていて、きちんとしている。
教師や学校側の意欲も感じられ、学習環境が整っている。
勉強も部活動も学校行事も、一生懸命にやる生徒と、それをサポートしている学校。
こんな感じでした・・(^o^)丿
都立中高一貫校入学後の勉強は、むずかしい。
授業の進みは、速いです。
とくに数学。(>_<)
教科書も地元の公立中学校の教科書とちがって、「わかりやすさ」は求めていない教科書でした。むずかしそうで、これでわかるのかな・・って一般人の私なんかは感じましたね。。
数学と英語は習熟度別のクラスで、
副教材ももちろんたっぷりあって、課題、宿題もおおく、
家での予習復習のために、教科書をロッカーに置いてこれず、
通学リュックは石のように重く、ラッシュの電車通学は、入学したばかりの中1にはキツイ試練でした。。
勉強は入学後、正直ついていくのが大変です‼
特に都立オンリーの受検組の場合、私立受験組と学力に差があって、ちょっと苦労すると思います。(汗)
なるほど、わかりました!
都立中高一貫校は、国公立大学を目指す教育。
将来のリーダーの育成が教育目標ですし、理数系に力をいれています。
それに、6年後の大学の進学実績の成果を出すことがミッションなのでしょう。
方向性は国公立大学です。
そのため、
中学は先取り授業もし、大学受験にむけての勉強を意識していきますので、勉強したい子にとっては良い環境です。
私立大学を目指すのではなく、国公立大学を目指す教育をすすめます。
教師のサポートも非常にあると感じました。
勉強はもちろん、生徒の進路指導も短時間で終わりでなく、
6年間の進路指導を学校全体で定期的に、
自分の評価と興味、将来のしごとなど、自分を自己設計できるように指導、サポートがすごいです。
参考記事・都立中高一貫校と地元中学 学力差が心配?こんな違いがありました
「確かな自己理解にもとづく人間形成・意思決定能力を高め、将来設計をたてさせる進路指導」と、附属中学からいただいた資料に書いてありました。(*^^)
「キャリア・デザイン」というものです。
きちんとした教育・指導は期待できますよ。
ということで、
6年間すごした結果、うちの子は旧帝大の理系に進学しました。
関連記事・中高一貫校生にも塾は必要?いつから大学受験塾に通ったらいいの?
都立中高一貫校の附属中学から高校に、全員入学できる。
中3の時に、こちらの高校に進学しますか?という書類に「はい」と記入し提出して終わりです。
都立高校に進学することになるので、
入学金・授業料・教科書代がかかるようになります。当時、ぜんぶで約13万円ほど。
都立中高一貫校の学費はいくら? かかるお金。
附属中学では入学金はありませんし、授業料もかかりません。公立中学とおなじ義務教育のため、お金はかかりません。しかも教科書も無料配布です。
かかる費用は、中学1年のときに、約18万円。
3年間で18✖3=約54万円でした。(当時)
約18万円の内訳は、教材費・行事費用・修学旅行積立金・給食費・PTA会費。
それ以外に制服・体育着・うわばき・体育館履きで約5万円がかかります。
プラス定期代、ですね。(^^ゞ
附属中学の部活動はどんな感じ?
高校生といっしょに活動する部もあります。
小さい中学生といった感じで見られるので、優しく交流ありそうです。
特別、強豪な部はなく、
地元の公立中学の部活動にくらべると、中学生は勉強優先でいいよ・・って雰囲気がありますし、ガツガツやる感じではないです。
ただ中学生ほとんど、どこかの部には所属していましたね。
まとめ。
・校風
・校則
・勉強
・学費
・部活動
以上、うちの子が通った都立中学の経験で得た情報をまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。
都立中高一貫校って『へえー、こんな感じなんだー』と思ってくださったらうれしいです。(^o^)丿
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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