こんにちは。みほです。数年前に大学生になったばかりの子が、扁桃腺摘出手術をしました。
後遺症で味覚障害にも悩まされた苦しい出来事があります。
手術の不安や、後遺症が治るのか、とネットを検索して救いを求めていた自分のような人に、私の子の体験が少しの安心になってくれたらと思います。
扁桃腺摘出手術をうけた理由は、慢性扁桃炎になったからです。
今回は慢性扁桃炎から手術までを、お話します。
慢性扁桃炎の原因は、 溶連菌。
慢性扁桃炎になると身体が疲れやすく、扁桃腺は腫れ、異常なほどひんぱんに発熱します。
なぜ慢性扁桃炎になったかというと、
溶連菌が見落とされて抗生物質を飲む治療が、遅れたためでした。
慢性扁桃炎になった、きっかけ。
溶連菌だったのに検査結果が、陰性になった。
大学入学後すぐに、のどが痛く39度以上の発熱でしたので、近くの内科に行きました。
医者が「溶連菌かもしれない」 と疑い、
溶連菌の検査(培養に出す検査)をして抗生物質も飲んだのですが、
数日後の検査の結果が陰性だったため、抗生物質を飲むのをやめてしまいました。
熱は下がったのですが、
そのあと1か月後、2か月後と何度も高熱を繰り返します。(T_T)
溶連菌の治療、でももう遅かった。
こんなに頻繁に具合が悪くなるなんて、おかしいと思い、
医者に訴えても、モヤモヤが解決せず、
複数の病院を変えましたが、発見されず。
やっと4カ所目の医者が、のどを見ただけで、
「溶連菌でしょう」と、見つけてくれました。
最初の発熱から3か月経っていましたが、やっと抗生物質での治療はじまりました。
安心したのもつかの間、
また1か月もたたないうちに発熱。
➡ 慢性扁桃炎となってしまいました。
治療がおそかったので、扁桃腺に溶連菌がすみついてしまい、完全に抗生物質で菌が殺せなくなった・・ということみたいです。
慢性扁桃炎になり、扁桃腺摘出手術へ。
1年に4回~5回、扁桃腺を腫らして、
発熱すると、慢性扁桃炎となり手術適応です。
大学も休みがち疲れやすく、通学だけの生活なのに1か月に1回発熱。
医者に合併症も出てくるからと手術をすすめられ、近くの大きな病院を紹介されました。
< 慢性扁桃炎の合併症とは >
扁桃から遠くはなれた臓器に悪さをします。
(心臓、腎臓、皮膚)
手術のメリットと、デメリット。
【メリット】
- 病原菌の巣になってる扁桃腺が無くなれば、細菌が原因の発熱は減る。
- 日常生活が普通に送れる。
- 腎臓や心臓、皮膚などへの合併症のリスクが無くなる。
【デメリット】
- 手術なので、入院から1週間前後、まとまった期間が必要。
- 手術の費用がかかる。
- 手術後、出血多いと再手術になるかも。
- 手術後、発熱、痛み、口内炎、味覚障害などの後遺症がでるかも。
病院選び・手術は3か月先。
手術をする病院は、自宅から近い、大きな病院です。
手術前に検査で通ったり、手術前後に私たち親が付き添うので、近いほうが絶対いいですね。
本人の体の負担も少ないです。
それと、手術ミスのない扁桃腺手術の経験豊富な病院はどこ?など、ネットで調べましたが、ハッキリとは書いていません。
おそらく、
御茶ノ水の K病院が、耳鼻咽喉科の大きな病院として有名で、興味あったのですが、
うちは溶連菌を見つけてくれた医者が、紹介してくれた大きな総合病院にしました。
耳鼻咽喉科の手術の中では、
むずかしい手術ではないので、どこでも若い医者が手術を担当するのではないかと思います。
でも手術は、すぐできないんです。
手術室の空きの予約が取れないから。
数か月、先 って、言われることが多いですよ。
やらなければいけないのなら、
はやく取ってしまいたいわ。
でも、そんなに待たされるのね。。
手術前に用意すること。高額療養費制度の申請も。
手術日の3週間前に、術前検査があり
エックス線、血液検査、心電図などと、入院の説明をうけます。
手術日の2週間前に、麻酔科の医者から説明をうけます。
手術はまったく初めてで不安でしたが、病院関係者の方は不安そうな顔してる患者や保護者に慣れているのでしょうね、、
ていねいに詳しく、親切でした。❣
〖入院時にあってよかったもの〗
- 点滴するので、袖のゆるいパジャマ
- 下着、バスタオル、歯ブラシなど
- レンタルWi-Fi ルーター
- カーディガン
- スリッパ
- 筆記用具(手術後、話せなくなるので)
- BOXテッシュペーパー、たくさん!
発熱していたら、手術はできない。
延期になると、また予約をとりなおさなければなりません。
扁桃炎をかかえて手術を待つ日々に、戻ることになるので、
手術直前には安静に発熱しないよう、
ひきこもる生活をしたのですが、
なぜか、手術1週間まえに、のどが痛い・・
うそでしょう~~~⁈ 出歩いていないのに・・
発熱しないように強く思ってたストレスが、いけなかったようです。
でも薬をすぐ飲んだおかげか、平熱にもどったので、
手術OK! が、でました。
いよいよ、手術です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
次は、こちらの記事です。
偽陰性ってこと??
・・・あの時抗生物質を念のため、
飲み切っていたらと後悔しました。